「やまとらしさ」とは?移ろいゆく四季折々を楽しむ感性と実践です。

大和古流の次期当主という立場にて、古えより受け継ぐ「やまとの聲」を今に発しようと発起した次第です。
幼少から父である現当主から学んだことは『やまとの心』、『やまとの技』、『やまとの体』・・・。今を考える原典となる【やまと】の世界を若き力でお傳えします。

やまとの四季を感じ、やまとの音に、香に、文字に身を委ねることから始めます。

○音:
古くからやまとに存在する「たけ」と呼ばれる楽器を使います(尺八等)。
○書:
和漢朗詠集には文字の美しさだけでなく、やまとらしさの感性が詰まっています。その時期に合った箇所を取り出しお手本とし、書を稽古いたします。
○香:
長き時の彼方より聞こえる香木の声。日本古典文学にはかかせない、小さき一片の木に宿りし木魂の香り。言葉とは異次元の空間をお感じ下さい。

これらをまず「きく」ことから始めます。
目から、耳から、鼻から、自らの肌で感じ心に重ねていって下さい。
やまとの感覚を取り込み、感性を磨いていきます。
同時に受け手である己の体をよく知り、やまとの姿勢を作っていきます。

当会で扱う音、書、香には「呼吸」と「姿勢」が根幹にあります。
これらの御業を実践する中で、やまとの呼吸と姿勢を鍛えてまいりましょう。
初心者には初心としての楽しみを、熟練者には積み重ねる大事をお傳えします。

友常玄武斎聖武 尺八演奏実曲紹介

友常玄武斎聖武 尺八演奏実曲紹介

尺八演奏曲名
鶴の巣籠
尺八演奏作者
不明
尺八演奏成立年代
不明
YouTube Preview Image

曲目の一部を御試聴いただけます。

Gedspresdermjama

江戸時代から伝わる尺八本曲です。本曲とは「楽器本来の曲」という意味で、その楽器による独自の曲です。鶴はお目出度い兆しの鳥であり、曲中では鶴の羽音、鳴き声を尺八の奏法を駆使しており、鶴の生態を借りて親の慈愛を描いたものです。餌の得られぬ酷寒の雪原で、親鳥が雛のために我が身の肉を与えて死んでゆくという仏教説話に拠ったと伝えられ、凄まじいまでの親子の情愛を描いています。歌舞伎演目「仮名手本忠臣蔵」九段目山科閑古の場にも使用されており、江戸時代から人気のある曲です。

活動報告コラム

大和家家紋