鶴の巣籠(つるのすごもり)

友常玄武斎聖武 尺八演奏実曲紹介

尺八演奏曲名
鶴の巣籠
尺八演奏作者
不明
尺八演奏成立年代
不明
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曲目の一部を御試聴いただけます。

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江戸時代から伝わる尺八本曲です。本曲とは「楽器本来の曲」という意味で、その楽器による独自の曲です。鶴はお目出度い兆しの鳥であり、曲中では鶴の羽音、鳴き声を尺八の奏法を駆使しており、鶴の生態を借りて親の慈愛を描いたものです。餌の得られぬ酷寒の雪原で、親鳥が雛のために我が身の肉を与えて死んでゆくという仏教説話に拠ったと伝えられ、凄まじいまでの親子の情愛を描いています。歌舞伎演目「仮名手本忠臣蔵」九段目山科閑古の場にも使用されており、江戸時代から人気のある曲です。